これだけ揃えておけばOKというマスト靴を元男性ファッション誌担当のSUS MAGAZINE編集部員がおすすめするマストバイシューズをピックアップ。
「スニーカー」「レザーシューズ」「ビジネスシューズ」の3カテゴリーのおすすめアイテムを紹介する。
おすすめ定番スニーカー
Converse 1970s Chuck Taylor All Star(コンバース チャックテイラー オールスター)
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大定番スニーカー”CHUCK TAYLOR(チャックテイラー)”は、どんなコーディネートにもハマるデザインなので一足は持っておきたい定番スニーカー。
元々バスケットシューズとして開発されたオールスターは、コンバースと言えばオールスターと言われるほどの定番シューズ。
日本では伊藤忠商事の「コンバースジャパン」アメリカではNIKEの傘下に当たる「コンバース」と日本とアメリカでは別会社により運営されている。その為、オールスターでも多数の種類が存在している。
通常、日本で販売されているオールスターは、白いヒールラベルに”ALL★STAR”と記載がされた日本規格となっているが、今回編集部がおすすめするのは、”CHUCK TAYLOR”の復刻版に当たる通称”CT70″
日本規格のオールスターと比べ、インソールのクッション性が高まり、当時のチャックテイラーを思わせる、オフホワイトのアウトソール、当て布、黒のヒールラベル、綿100%のシューレースなど、細部まで拘られた造りとなっている。
2018年より、ヒールパッチやアンクルシグネイチャーなどの仕様が一部変更されている。
まずは、定番カラーであるブラックをオススメしたい。
Converse JACK PURCELL(コンバース ジャックパーセル)
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オールスターと並ぶコンバースの定番アイテムとなっている”JACK PURCELL”も1足は持っておきたい定番シューズだ。
ジャック・パーセルというバトミントン選手が開発に参加したこちらのアイテムも、シンプルで洗練されたデザインから長年に渡って愛され続けている1足となっている。
ヒールラベルに入った通称”ヒゲ”、トゥ部分に施された”スマイル”など、シンプルながらも特徴的なデザインは、綺麗め〜ストリートなどのカジュアルコーデにまで合わせることが出来る。
おすすめカラーはあのNIRVANAのカート・コバーンも愛用したホワイト、またはコーディネートに合わせやすいネイビーをおすすめしたい。
VANS ERA(バンズ エラ)
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1976年にリリースされVANS(バンズ)の中でも名作シューズとなっている”ERA(エラ)”
元々はプロスケーターのトニー・アルヴァとステイシー・ペラルタの助言を受けて制作されたスケートシューズとなり、高い機能性や耐久性がウリとなっている。
グリップ力に長けたワッフルソールや、履き口のクッションパッドなどにより、抜群の履き心地を生み出している。
また、耐久性に加え、大半のモデルが4,000円〜8,000円で購入可能な為、非常に優れたコストパフォーマンスを持つ1足となっている。
VANSには似たようなデザインの”AUTHENTIC(オーセンティック)”というモデルも存在しているが、耐久性も踏まえたコストパフォーマンスなどを考えると編集部では”ERA”をオススメしたい。
VANS OLD SKOOL(バンズ オールドスクール)
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続いてVANSのラインナップの中でも、通称”ジャズストライプ”と呼ばれるラインが特徴的な”OLD SKOOL(オールドスクール)”もマストハブな1足となっている。
ストリートシーンの定番アイテムとなっており、カジュアルなコーデには欠かせない1足だ。
アッパーのメイン素材にスエードが使われており、キャンパス地のスニーカーに比べて上質さがプラスされており、大人なコーデにも合わせやすいのも嬉しいポイントとなっている。
おすすめはジャズライン一番目立つ定番カラーのブラック。
adidas Stan Smith(アディダス スタンスミス)
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アディダスのスタンスミスは、世界で最も売れた靴としてギネス認定もされており、定番アイテムとしては間違いない一足。
同名のテニスプレーヤーの名前が冠されているように、テニスシューズとして発売されたスタンスミスだが、元々は”ハイレット”というモデルで発売が行われていた。スムースレザーが使用されたシンプルかつクリーンなデザインに、ヒールとタン部分に施されたカラーが上品さを生み出し、どんなコーディネートにも合わせやすいスニーカーとなっている。
スタンスミスの定番カラーは、ホワイト×グリーン。
adidas Super Star(アディダス スーパースター)
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元々はバスケットシューズとして発売され、一時はほとんどのNBA選手が愛用をしていたと”Super Star(スーパースター)”
HIPHOPグループRUN DMCがシューレースを外してこのモデルを着用したことで世界中で人気が爆発した1足だ。
レザーを使用したクリーンなデザインに、アディダスのアイコンともなる3本ライン(スリーストライプス)が施された、上品かつスポーティーな印象のスニーカーとなっている。
スーパースターと言えば、ホワイト×ブラックが定番カラーとなっており1足は持っておきたい。
NIKE AIR FORCE 1(ナイキ エアフォースワン)
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世代も性別も問わない誰にでも受け入れられるオーソドックスなデザインが人気を博しているNIKEの”NIKE AIR FORCE 1(エアフォースワン)”
元々はバスケットシューズとして発売され、1986年に一度発売が中止されたが根強い人気から現在ではナイキの定番アイテムとなっている。
普遍的でベーシックなデザインが人気ではあるが、現在では多数のカラバリや限定モデルが多数登場し、新しさを求めるファンにも刺さっているのが人気の理由。
クッション性が高い分厚いソールが程よいボリューム感を出し、ストリートからカジュアルまで、様々なシーンでコーディネートに取り入れることが出来る1足となっている。
まずは、定番のホワイト×ホワイトの組み合わせを取り入れるのがオススメ。
NIKE AIR MAX(ナイキ エアマックス)
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ハイテクなルックスやデザインが多数の根強いファンを持つ”AIR MAX(エアマックス)”
1987年に”エアマックス1″が発売されて以降、”エアマックス90″”エアマックス95″”エアマックス97″など多数の人気シリーズが登場。
今回編集部でオススメしたいシリーズが”エアマックス95″
発売当初には”エアマックス狩り”と言う言葉出来るほどの社会現象を起こしたこのモデルが現在多数の復刻版として発売が行われている。
その他のシリーズと比べて、比較的ボリュームのあるデザインはコーデに負けないインパクトを与えてくれる1足となっている。
NEW BALANCE 996(ニューバランス 996)
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比較的カジュアルになりやすいスニーカーの中でも落ち着いた印象を演出してくれるニューバランスの定番モデル”996″
元々はランニングシューズとしても使える抜群のクッション性を持ち、細身のシルエットが特徴となっている。
2020年4月現在、996シリーズは”M996″”CM996″が発売されており、前者がメイドインUSAの高額モデル、後者が”MRL996″の後継として2019年に発売されたモデルとなっている。価格帯はそれぞれ”M996″が27,500円〜、”CM996″が15,180円〜となっている。
編集部では、多少値段は上がるが、元祖996を踏襲したアメリカ製の”M996″をおすすめしたい。
Reebok Instapump Fury(リーボック インスタポンプ フューリー)
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90年代に発売され一斉を風靡したリーボックの”Instapump Fury(インスタポンプ フューリー)”
現在では復刻版が登場し、今も変わらず人気の一足となっています。
最大の特徴は、アッパー部分に搭載されたボタンを押すことで空気を注入し、サイズの調整を可能にた機能性の高さ。ボリューム感のあるデザインと反して軽量かつ快適な履き心地も人気の秘訣だ。
“CITRON”の愛称で知られるレッド×イエロー×黒の定番カラーにプラスして、現在ではブラック×ホワイトの履きやすいデザインもあり、ファッション初心者にも取り入れやすい定番の一足だ。
おすすめ定番レザーシューズ
Prada Espadrille(プラダ エスパドリーユ)
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イタリアを代表する高級ブランド「Prada(プラダ)」のレザーシューズは、他にはないデザインが特徴。ビジネスシーンからカジュアルシーンでも履ける多数のモデルが展開されているが、中でも編集部おすすめの一足は”Espadrille(エスパドリーユ)”
2011SSシーズンより発売されたこのシューズは、レザーシューズならではの上品さに、ジュートという麻素材を靴底部分に使用されたデザインで程よいカジュアルダウンされた一足だ。
レザーシューズでいつかは手に入れておきたい大人の一足だ。
Dr.Martin(ドクターマーチン)
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音楽カルチャーとも密接なシューズの「Dr.Martin(ドクターマーチン)
イギリスのワークブーツが元となった耐久性と、世界初となるエアクッションソールによる履き心地は現在でも根強い人気を誇る定番のレザーシューズとなっている。
編集部ではカジュアル目なコーディネートには定番ブーツの”8ホール”、綺麗め〜カジュアルなコーディネートには”3ホール”をおすすめしたい。
Clarks Desert Boot(クラークス デザートブーツ)
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イギリス発の「Clarks(クラークス)」創業から190年を超える、伝統的なシューズブランドとして日本国内でも根強いファンが存在している。
中でもおすすめはトレンドに左右されることのないベーシックなデザインで多数のファンが存在する”デザートブーツ”
長く愛用すればするほど味の出るスエード素材がきれいめなコーディネートからカジュアルなコーディネートまで着回しが出来る1足となっている。
定番のキャメルカラーに加え、取り入れやすいブラックカラーがおすすめ。
おすすめビジネスシューズ
ALDEN(オールデン)
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アメリカを代表する高級紳士靴ブランド「ALDEN(オールデン)
オールデンの中での定番シューズ”プレーントゥダービー(990)”は、ぽってりとしたラウンドトゥの”バリーラスト”で作れている。
シンプルなデザインながらも一味アクセントが入ったこちらのデザインはビジネスシーンでも注目を集めること間違いなしの一足となっている。
価格帯は80,000円〜と決して安い金額ではないが、長年愛用できる耐久性を持つオールデンは一足持っておいて損はないだろう。
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
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イギリス発の紳士靴ブランド「Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)」は、世界で最も多くの木型を持つ靴ブランドとしても知られている。
中でも定番モデルの”オードリー”は、もっともフォーマルとされている内羽根ストレートチップのデザインで、”究極のシンプル”を体現した美しい造りとなっている。
ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く使えるシンプルなデザインで、高級革靴のなかでも手の届きやすい価格のこちらの1足もいつかは手に入れたい1足だ。
REGAL(リーガル)
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国内紳士靴ブランドの最も人気のあるブランドの一つとして知られる「REGAL(リーガル)」
リーガルの定番モデル”01DRCD”は、ビジネスから冠婚葬祭でも使えるストレートチップとなり、定価で40,000円弱での購入が可能となっている。
この価格帯でありながら、グッドイヤーウエルト式製法で作られており、ヒール交換に加え、オールソールも可能となっている。
お求めやすい価格帯からも革靴初心者にもおすすめしたい1足となっている。
靴下とのコーディネートもチェック
定番の靴を手に入れたら靴下とのコーディネートも意識しよう。
あまり見えないからと手を抜きがちな靴下も、靴との組み合わせを意識したコーディネートを行うことで、一気にオシャレ度をアップデートが可能となっている。
靴下を選ぶポイント
靴、パンツの色と合わせる
靴下を選ぶ際の基本は、靴もしくはパンツの色と合わせてあげることが重要。このポイントを押さえてあげることでまず大きな失敗をおかすことなく、さらに同色であわせた脚を長く見せることができる効果もある。まずはあえてハズすことはせず同色で合わせてあげる基本を押さえておこう。
白の靴下を合わせる
同色の靴下を合わせるのと反対に、あえて白の靴下を合わせてあげることで抜け感のあるコーディネートを作ることが可能となっている。ただし合わせ方を間違えると野暮ったさが生まれてしまう為、注意は必要だ。
差し色を入れる
あえて靴下に派手めなカラーで差し色を入れてあげることでオシャレな印象を与えることも可能となっている。ただし、あまりにも突飛なカラーを入れるのは上級者向けのテクニックとなる為、あまりファッションに自身がない人は他のアイテムのカラーと合わせた差し色を入れてあげるのがおすすめ。
失敗しない為のフォーマルシーンでのNGパターンを覚えておく
カジュアルなシーンでのコーディネートは基本自由となっているが、フォーマルなシーンでの靴下の合わせ方には最低限のマナーも存在している為、注意が必要だ。
- スーツの際はスポーツソックスは避ける
- しゃがんだ際に裾から肌が見えない長さのものを履く
- 柄&カラーは黒or紺の無地にしておく
- ブランドロゴが入ったものを避ける
定番おすすめマスト靴まとめ
今回紹介した靴はどれも持っていいたら間違いない1足となっている。
予算やシーンにあわせたシューズをセレクトしてみよう。